職場復帰で産後の肩こりが急悪化?「頑張りすぎ」のサインかも⁉
おはようございます。 郡山市の美翔接骨院の院長、川上です。
当院では、産後の骨盤バランス調整コースを終えられたあとも、日頃の疲れのケアや、万が一また痛めてしまったときのメンテナンスとして、定期的に通い続けてくださるママたちがたくさんいらっしゃいます。
そうして通われているママたちの中にも、春に職場復帰を果たされた方が多くおられます。
そんなママたちを見ていて、特にご相談が増えるのが「復職して1ヶ月くらい」が経った今の時期です。
「仕事に戻ってから、育休中よりも肩こりが一段と辛くなりました……」と、駆け込まれるケースが本当に多いのです。
朝起きた瞬間から肩が重い。首が動かしづらい。
夕方には肩から背中までガチガチになる。
そんな状態で毎日を過ごしているママも少なくありません。
すると「体力が落ちたのかな…」「私の頑張りが足りないのかな…」と自分を責めてしまう方もいます。
でも、それは違います。
育児だけでも大変です。
そこに仕事が加わったのですから、身体が悲鳴を上げるのは当然なんです。
今日は職場復帰後(特に1ヶ月目以降)に肩こりが急激に悪化しやすい理由と、忙しいママでも無理なく取り入れられる「環境調整」についてお話しします。
職場復帰後に肩こりが急悪化する「二重の負担」
育休中ももちろん大変です。
夜泣き、授乳、抱っこ、寝不足。身体への負担は決して小さくありません。
ですが、職場復帰をして1ヶ月ほど経つと、身体にかかる負担の種類が大きく変わります。
育児の疲労+仕事の「動かない負担」
育児中は身体を動かす場面が多くあります。
抱っこも大変ですが、家事や育児で常に動いています。
一方で仕事が始まると、デスクワーク、会議、パソコン作業、書類仕事など、長時間同じ姿勢が続く時間が一気に増えます。
夜は育児、昼は仕事。
筋肉が休まる時間がほとんどなくなってしまいます。
特に首や肩まわりの筋肉は、ずっと緊張したまま働き続ける状態になります。
オフィス環境による無意識の前かがみ
もう一つ大きいのが職場環境です。
意外と多いのが、
- 椅子の高さが合っていない
- デスクが高すぎる
- ノートパソコンを見下ろしている
というケースです。
人間の頭は約5kgあります。
ボウリングの球ほどの重さです。
その頭を少し前に出すだけで、首や肩への負担を一気に増やします。
特にノートパソコンは画面が低いため、無意識に首を前へ突き出した姿勢になりやすいです。
すると、首の後ろ、肩、肩甲骨まわり、背中まで常に引っ張られ続ける状態になります。
仕事が終わる頃には肩がパンパンになっているのも無理はありません。
復職ならではの精神的な緊張
実は肩こりには心の緊張も大きく関係しています。
久しぶりの職場。
限られた時間。
保育園のお迎え。
仕事の責任。
周囲への気遣い。
復職直後は、自分が思っている以上に神経を使っています。
すると自律神経は交感神経優位の状態(戦闘モード)になります。
この状態では無意識に肩が上がり、呼吸も浅くなり、血流も悪くなります。
そうなると肩や首の筋肉がガチガチに固まってしまいます。
まずは環境を変える
こういう話をすると、「ストレッチしなきゃ」「運動しなきゃ」と思う方もいます。
でも正直、復職したばかりのママに新しいタスクを増やすのは酷です。
毎日運動やストレッチをした方がいいのは皆さん分かっていることだと思います。
でも、育児しながらのお仕事ですので、現実的になかなかできません。
だから今日は、新しいことを始めるのではなく、「今ある環境を少し変える方法」をご紹介します。
① パソコンの画面を少し高くする
まず一番効果を感じやすいのがこれです。
ノートパソコンを使っている方は、画面の高さを少しだけ上げてみてください。
専用スタンドがなくても大丈夫です。
厚めの本、使っていないファイル、コピー用紙の束、何でも構いません。
数センチ高くするだけで、首が下を向く角度が浅くなります。
首が起きるだけで肩の負担はかなり変わります。
大掛かりな改善ではありません。
ですが毎日何時間も続く負担ですので、小さな差が大きな差になります。
② 立ち上がった瞬間の「手のひら返し」
トイレへ行く時、コピーを取りに行く時、席を立った瞬間で構いません。
両手の手のひらを外側へ向けながら、胸をゆっくり開いてみてください。
抱っこもデスクワークも、「腕が前、肩が内側、背中が丸い」という共通点があります。
この姿勢が長く続くと胸の筋肉が縮み、肩が前へ引っ張られます。
手のひらを外へ返して胸を開くだけでも、肩甲骨が動き、呼吸が入りやすくなり、肩まわりの緊張がほどけやすくなります。
所要時間は10秒もかかりません。
③ 奥歯の力を抜く
意外と見落とされがちなのが噛み締めです。
集中している時、急いでいる時、メールを書いている時、気付かないうちに奥歯をギュッと噛み締めている方が本当に多いです。
顎の筋肉は首の筋肉と繋がっています。
そのため、
- 噛み締める
- 首が緊張する
- 肩が緊張する
という流れが起こります。
気付いた時だけで大丈夫です。
口の中に少し隙間を作るようなイメージで、「あ、噛んでたな」と思ったら力を抜いてみてください。
それだけでも肩まわりの緊張は変わってきます。
肩こりは頑張っている証拠です
職場復帰後の肩こりは、仕事も育児も頑張ろうとしている証拠です。
だから、肩が痛い、首が重い、疲れが抜けないそんな時に自分を責める必要はありません。
疲れている時は、セルフケアを頑張るよりも1分でも長く横になる方が大切な日もあります。
「画面を少し上げる」「顎の力を抜く」「胸を少し開く」。
そんな今ある環境の微調整を味方につけてください。
小さな工夫でも、毎日積み重なると身体は確実に変わっていきます。
なお、肩こりだけでなく、しびれ、強い頭痛、腕の痛み、手の感覚異常などを伴う場合は、無理をせずお近くの専門家へすぐにご相談くださいね。
まとめ
職場復帰後の肩こりは、仕事と育児を両立しようと頑張っているママだからこそ起こりやすいものです。だから決して、体力不足でも根性不足でもありません。
すでに当院で骨盤調整を終え、定期的なメンテナンスを続けているママたちでも、やはり環境が激変する「復職1ヶ月目」は疲れがグッと溜まりやすくなります。
まずは、
- パソコンの高さを少し変える
- 胸を開く
- 顎の力を抜く
そんな小さな環境調整から始めてみてください。
忙しい毎日だからこそ、頑張るケアではなく「負担を減らす工夫」を味方につけていきましょう。
あとがき
私自身のリセットダイエットですが、今朝の体重は66.4kgでした。

今日は日曜日ということもあり、早朝にいつもより少し長めに有酸素運動をやりました。
と言っても、「今日から毎日1時間走るぞ!」という話ではありません。
普段15分歩いているところを30分にするだけです。
このくらいなら気合いも根性も必要ありません。
生活の延長線上で自然に続けられます。
実は復職後の身体づくりもまったく同じです。
忙しい毎日の中に、毎日30分のストレッチや毎日筋トレ、毎日ウォーキングといった高いハードルを無理やり入れ込む必要はありません。
パソコンの高さを変える。
顎の力を抜く。
胸を開く。
そのくらいの小さな選択でも身体は少しずつ変わっていきます。
今日も無理なく、一歩ずつ進んでいきましょう。
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投稿者プロフィール

- 美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』
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