産後2ヶ月経ってから腰痛がひどくなった…なぜ?

こんにちは!
郡山市の産後骨盤矯正専門院、美翔接骨院の川上です。

「産後すぐは何ともなかったのに、2ヶ月たった頃から腰がズキズキ…」
実はこれ、産後のママによく見られる“腰痛のタイミング”なんです。

赤ちゃんとの生活に少し慣れてきたころ、ふとした拍子に腰の違和感が強まり「なんで今さら?」と驚かれる方も少なくありません。

今回は、なぜ産後2ヶ月頃に腰痛が悪化しやすいのか?その理由と対策をわかりやすく解説していきます。

産後直後より「2ヶ月後」に出やすい理由

🍼 ホルモンバランスの変化

産後すぐは、リラキシンという関節を緩めるホルモンの影響が強く、骨盤が非常に不安定な状態です。
このリラキシンは2〜3ヶ月で徐々に減少しますが、その間に歪んだ骨盤が固定化されてしまうと、腰や股関節に偏った負担がかかり続けます。

🧺 育児動作の積み重ね

沐浴・抱っこ・授乳・おんぶ・寝かしつけ…。毎日繰り返される前かがみ姿勢や無理な体勢は、蓄積型のダメージに。
出産から1〜2ヶ月経つと「動けるからついやってしまう」反面、筋肉の回復はまだ万全でないため、疲労が限界に達しやすくなります。

🚶‍♀️ 骨盤ベルトの卒業タイミングが合っていない

2ヶ月を過ぎると骨盤ベルトを外す方も増えてきます。
しかし、骨盤の戻りが不十分なまま日常動作をこなしていると、腰への負荷が一気に高まり、痛みとして現れます。

骨盤のゆがみと腰痛の密接な関係

骨盤は、上半身と下半身をつなぐ“土台”のような存在。
この骨盤が開いたまま・傾いたままだと、腰椎(背骨の下の部分)が常に不自然な角度で体を支えることになります。

その結果…
• 腰の筋肉が過剰に緊張
• 血流が悪くなり、だるさ・重さ・痛みへ
• 動作が制限されて育児がつらくなる

「腰が痛いから、片足で体重を支える」「授乳時に楽な方に体を傾ける」などのクセが、さらにゆがみを助長する悪循環に陥るのです。

対策①:骨盤は“今こそ整えるタイミング”

2ヶ月〜6ヶ月は、産後の骨盤矯正に最適な“ゴールデンタイム”。
この時期にしっかり整えておくことで、今後の腰痛・股関節痛・肩こり・尿もれなどを防ぐ土台になります。

対策②:日常動作の見直し

• 抱っこの高さと姿勢
• 授乳クッションの活用
• 骨盤を立てた座り方
• 寝る姿勢(特に横向き・添い寝)

「やらなきゃ…」と無理することが一番危険です。
体が回復するまでは、サポートをお願いする勇気も大切です。

美翔接骨院での産後ケア

当院では、骨盤矯正だけでなく、育児に必要な“体の使い方”も一緒にお伝えしています。

骨盤を整えて、これからの育児をもっとラクに、もっと笑顔で。
今ある不安や不調を、一度ご相談ください。

まとめ

• 産後2ヶ月からの腰痛は、育児と骨盤の状態が関係している
• 骨盤が固まり始める今こそ、矯正のベストタイミング
• 育児中の姿勢改善とサポートも重要

産後のがんばりすぎが、未来の体を壊さないように。
美翔接骨院が、あなたの体と育児をしっかり支えます!

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投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』