タイヤ交換で腰痛になる人の共通点とは?原因と対策を徹底解説

こんにちは!郡山市の骨盤矯正専門院、美翔接骨院の川上です。

気温がぐっと下がり、冬の気配を感じる今日この頃。そろそろ「タイヤ交換をしなきゃ」と動き出す方も多いのではないでしょうか。

この時期になると、毎年のように「タイヤ交換してから腰が痛くなった…」というご相談が急増します。しかもその多くが、「毎年やってる作業なのに、今年だけ痛くなった」というもの。

今回は、そんなタイヤ交換と腰痛の意外な関係について、【なぜ腰を痛めるのか】【どんな人がなりやすいのか】【防ぐためにはどうすればいいのか】を分かりやすく解説していきます。

タイヤ交換で腰を痛める理由

タイヤ交換は、「持ち上げる・運ぶ・しゃがむ・ねじる・立ち上がる」という、腰に負担が集中しやすい動作の連続です。1本約10〜15kgの重さがあるタイヤを中腰で持ち上げれば、腰にかかる負担はさらに増大します。

特に注意したいのが「中腰の姿勢」。この体勢は、椎間板にかかる圧力が立位の約1.5倍と言われており、腰の筋肉や関節に大きなストレスがかかります。

また、しゃがんだ状態で体をひねってボルトを締めるなど、腰部を回旋させながら力を入れる動作は、ぎっくり腰の引き金になりやすい要因です。

腰痛になりやすい人の共通点

では、なぜ同じ作業をしても「腰が痛くなる人」と「ならない人」がいるのでしょうか?
その違いには、以下のような共通点が見られます。

①骨盤の歪みがある

日常的に骨盤が前後左右に傾いていると、体幹の安定性が低下します。これにより、タイヤの持ち上げや体のひねり動作の際、必要以上に腰に負担がかかってしまいます。

②筋力バランスの崩れ

特に腹筋・背筋・お尻周りの筋肉が弱い、または片側だけ硬くなっていると、正しい姿勢を維持できず、代償的に腰部に負荷が集中します。

③普段から運動不足・座りっぱなし

長時間のデスクワークや車移動が多い方は、股関節や腰回りの柔軟性が低下しており、動作中に無理が生じやすくなります。

対策① 事前のストレッチ&準備運動

タイヤ交換を「運動の一種」と捉え、事前に軽くストレッチしておくのがおすすめです。特に太もも裏(ハムストリングス)、お尻(大臀筋)、背中(広背筋)の柔軟性を高めておくと、腰の負担を軽減できます。

準備運動なしで急にタイヤを持ち上げるのは、いわば準備体操なしで全力ダッシュするようなもの。ケガの元です。

対策② 正しい姿勢で持ち上げる

重いものを持つときは「腰で持つ」のではなく、「脚とお尻の筋肉を使って」持ち上げましょう。

  1. タイヤの前にしゃがむ
  2. 背筋を伸ばしたまま持ち手をつかむ
  3. 膝と股関節を伸ばして立ち上がる

このとき、背中を丸めたり、ひねったりしないように注意が必要です。

対策③ 骨盤のケアをする

そして何より、**「普段から腰を守れる体の土台を作っておく」**ことが一番の対策になります。

そのために効果的なのが、骨盤矯正と筋肉調整。骨盤や筋肉の左右バランスを整えることで、体幹の安定性が向上し、腰にかかる負担を軽減できます。

「腰痛になってから」ではなく、「腰痛にならないように」整えておくこと。これが、寒い季節を快適に乗り越えるためのコツです。

最後に

タイヤ交換をきっかけに痛めた腰は、慢性化しやすい傾向があります。「そのうち良くなるだろう」と我慢せず、違和感のあるうちにケアしておくことが大切です。

美翔接骨院では、骨盤や姿勢のバランスを整え、腰を守れる体づくりをサポートしています。
タイヤ交換後の腰の違和感が気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

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投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』