家にお菓子があると全部食べてしまう産後ママへ|意志の力だけに頼らない環境づくり
こんにちは。
郡山市の美翔接骨院、院長の川上です。
9月に入り、郡山市もだいぶ過ごしやすくなってきましたね。
8月も比較的過ごしやすい日が今年は多かったですが、最近は季節が進んでいるのを感じます。
暑さが落ち着いてくると、外へ出たり身体を動かしたりするのにも気持ちの良い時期になってきますね。
「チョコを2〜3個だけ食べるつもりだったのに、気づいたら全部なくなっていた」
「子どものために買っておいたお菓子なのに、夜になったら自分が食べてしまった」
「大袋を開けると途中でやめられない……」
そして食べ終わったあと、「またやってしまった」「私って本当に意志が弱いな……」と落ち込んでしまうことはありませんか?
産後ダイエット中であれば、なおさら「せっかく頑張っているのに」と気になってしまいますよね。
でも、ここで一度考えてみてほしいことがあります。
本当に必要なのは、もっと強い意志で我慢することでしょうか?
私は、食べたいものを目の前に置きながら毎日必死に耐えるよりも、そもそも意志の力をたくさん使わなくても済む「環境」を作ることのほうが、長く続けるうえでは現実的だと考えています。
今回は「お菓子を禁止する方法」ではなく、無理なく付き合っていくための環境づくりについてお話しします。
「意志が弱い」のではなく、食べやすい環境になっていませんか?
家の中を少し見渡してみてください。
- ダイニングテーブルの上にお菓子が置いてある
- キッチンへ行けば、目につく場所にお菓子がある
- ソファに座るときには、大袋のスナック菓子も一緒に持っていく
- スマートフォンやテレビを見ながら、袋から直接食べる
この状態で、「絶対に食べすぎないぞ!」と毎回自分をコントロールするのは、誰にとっても非常に困難です。
目につきやすく、すぐ手に取れて、そのまま食べられる状態なら、1日の中で何度もお菓子を意識することになります。
特に産後は、赤ちゃんのお世話や家事など、ただでさえ頭を使うことがたくさんあります。
寝不足で疲れている日もあれば、予定通りに一日が進まないこともあるでしょう。
そんな生活の中で、お菓子を見るたびに「強い意志力」を要求する仕組みにしてしまうと、それだけでも脳の負担になってしまいます。
そこで変えてみたいのが、自分ではなく「環境」です。
「我慢できる強い人になる」のではなく、「必要以上に食べ続けにくい仕組みにする」という発想へ転換してみましょう。
ゼロにするのではなく「仕組み」でお菓子と付き合う
とはいっても、「それなら家から全部お菓子をなくしましょう」というのは現実的ではありません。
ご家族が食べるものもありますし、お子さんのおやつを置いているご家庭もあるでしょう。
自分自身だって、たまには好きなお菓子を楽しみたいですよね。
ですから、お菓子をゼロにする必要はありません。
今日からできる小さな「仕組みづくり」を試してみましょう。
1. 置き場所を変える(視界から外す)
いつも目に入るテーブルやキッチンカウンターではなく、棚の中や少し取り出しにくい場所へしまってみる。
「見えたから、なんとなく食べる」という最初のきっかけを無くせます。
2. 個包装を選ぶ・小皿に取り分ける
自分用に買うなら、大袋より個包装の商品を選ぶのがおすすめです。
また、大袋の商品を食べるときは「今日はこれくらい」と決めた分を小皿に出したら、残りの袋は先に棚へ戻してしまいましょう。
これだけでも、「無意識に手を伸ばして気づいたら空になっている」という流れに一度ストップをかけられます。
3. お菓子をきちんと「食べる時間」にする
スマートフォンを見ながら無意識に口へ運ぶのではなく、お気に入りのお茶やコーヒーを用意して、座って味わう時間にします。
同じお菓子を食べるにしても、「なんとなく食べ続ける」のと「自分で決めて楽しむ」のとでは、心と身体の満足度が全く違ってきます。
そもそも「お菓子を欲するほど空腹」になっていませんか?
環境と同じくらい確認してほしいのが、「その日、それまでに何を食べていたか」です。
「夕方になると、どうしてもお菓子が食べたくなる」「夜になると、つい食べすぎてしまう」という方は、その日どのような食事をしていたか、一度振り返ってみてください。
お菓子を食べた瞬間だけを見るのではなく、朝食や昼食を十分に食べられていたかを確認することも大切です。
- 朝は子どもの準備で忙しくてコーヒーだけ
- 昼は赤ちゃんのお世話をしながら、子どもの食べ残しを少しつまんだだけ
- 気づけばそのまま夕方……
これでは、お菓子が目の前にあったときに手が伸びてしまうのも当然です。
単純に、身体がエネルギー不足で悲鳴をあげているからです。
強い空腹状態の脳は、手軽に手に入り、すぐにエネルギーに変わるもの(砂糖や油分)を強力に欲するようにできています。
ですから、一袋食べてしまったときに「また我慢できなかった」で終わらせるのではなく、「今日のお昼、ちゃんと食べていたかな?」と振り返ってみてください。
問題は「お菓子を食べた瞬間」ではなく、その何時間も前の食事不足から始まっているのかもしれません。
お菓子を食べること自体は「悪」ではありません
ここも誤解してほしくない大切なポイントです。
産後ダイエットを始めたからといって、お菓子を一切食べてはいけないわけではありません。
- 15時になったら、好きなチョコレートを少し用意する
- 温かいコーヒーやお茶を淹れて、座ってゆっくり味わう
- 「おいしかった」と思って終える
こうした時間まで無理に排除する必要はありません。
一方で【疲れてイライラする → 目の前にお菓子がある → なんとなく袋を開ける → スマホを見ながら食べ続ける → 空になってから後悔する】 という状態が続いているなら、少し仕組みを見直す余地があります。
目指したいのは、「お菓子を一切食べない自分」ではなく、「自分で納得して選んで食べられる状態」です。
「今日は食べる」
「今日は別にいらない」
「今日はこれだけ楽しもう」
と自分で選択できる状態を目指していきましょう。
食べすぎた日も「家から全部捨てる!」と極端にならない
一袋食べてしまった翌日、
「もう絶対買わない!」
「家にあるお菓子を全部捨てよう!」
と極端に切り替えたくなることもあると思います。
ですが、昨日食べすぎたからといって、今日から完璧な生活に変える必要はありません。
- 今日はテーブルの上のお菓子を棚へしまってみる
- 次に買うときは個包装を選んでみる
- 食べるときは小皿を使ってみる
- 朝食や昼食を抜いていなかったか振り返ってみる
まずは、この中からどれか一つ変えてみるだけで十分です。
環境づくりの良いところは、一度仕組みを作ってしまえば、毎回「我慢しなきゃ」と自分と戦わなくて済むことです。
産後の忙しい時期だからこそ、気合いで頑張る回数そのものを減らせる方法を選んでいきましょう。
まとめ
家にお菓子があると、つい手が伸びて食べすぎてしまうこともありますよね。
そんなときも、「私は意志が弱い」と自分を責める必要はありません。
大切なのは意志の強さではなく、無理なく続けやすい環境を少しずつ作っていくことです。
まずは、
- お菓子を目につかない場所へ移す
- 個包装の商品を選ぶ
- 大袋のまま食べず、小皿に取り分ける
- 「ながら食べ」ではなく、食べる時間として楽しむ
- 朝食や昼食が不足していなかったか振り返る
この中から、一つだけでも試してみてください。
「食べないように頑張る」から、「食べすぎなくても済むように準備する」へ。
考え方を少し変えるだけでも、お菓子との付き合い方はぐっと楽になります。
好きなものを楽しむ時間まで否定せず、毎日の食事全体を見ながら無理なく続けられる形を探していきましょう。
あとがき
今朝の体重は59.4kgでした。

50kg台に入ってからも少しずつ数字は動いていますが、ここまでの減量を振り返ってみても、「自分は意志が強いから続けられている」とはあまり思っていません。
むしろ逆です。
毎回目の前に誘惑がある状態で、それを気合だけで我慢し続けるような方法では、私自身も長く続けるのは難しいと思っています。
だからこそ、必要な食事は抜かず、買うものもある程度決めておくようにしています。さらに、食べるかどうかをその場の意志だけで判断する場面をできるだけ減らすことも意識しています。
身体づくりを生活の中で続けていくためには、こうした「頑張り続けなくても自然と続けやすい仕組みを、あらかじめ作っておくこと」が大切だと考えています。
これは、育児で毎日たくさんの判断をして疲れているママにこそ役立つ考え方です。
今日お菓子を食べすぎてしまったとしても、反省会を長々とする必要はありません。
食べ終わった袋を見ながら落ち込むよりも、「次は大袋をそのまま持ってこないようにしよう」と、一つだけ仕組みを変えてみてはいかがでしょうか。
身体づくりは、我慢比べではありません。
自分を責めたり、毎回意志の力で我慢したりするのではなく、自分が無理なく続けられる環境を少しずつ作っていくことが大切です。
投稿者プロフィール

- 美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』






