産後の腰痛は骨盤の傾きが原因?姿勢や育児動作との関係を解説
こんにちは。
郡山市の美翔接骨院、院長の川上です。
明日、9月7日の郡山市を含む福島県では、大雨に十分な警戒が必要となっています。
福島県では明け方から昼過ぎにかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があると発表されています。
郡山市では市立小中学校の臨時休校も決まっています。
お子さんを連れての外出はもちろん、通勤や送迎などで外出される方も、最新の気象情報や道路状況を確認し、どうぞ安全を第一にお過ごしください。
さて、産後のママからよく聞くお悩みの一つに腰痛があります。
「抱っこをしていると腰がつらくなってくる」
「気づくと腰を反らせて立っている」
「出産前と立ち姿勢が変わった気がする」
このような状態になると、「産後で骨盤が傾いているから腰が痛いのかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、骨盤の位置や動きは腰まわりの状態を考えるうえで見るポイントの一つです。
しかし、産後の腰痛を「骨盤が前に傾いているから」「後ろに傾いているから」という一つの理由だけで説明することはできません。
骨盤は単独で動いているわけではなく、腰や股関節、上半身などとも関係しながら動いています。
また、産後は抱っこや授乳、おむつ替えなど、これまでとは違った身体の使い方をする時間も増えます。
今回は骨盤の傾きだけに原因を求めるのではなく、産後の姿勢や日々の育児動作も含めて腰痛について考えてみたいと思います。
骨盤の「前傾・後傾」そのものが悪いわけではありません
姿勢について調べていると「骨盤前傾」「骨盤後傾」という言葉を目にすることがあります。
骨盤が前に傾いていると反り腰になりやすい、後ろに傾いていると背中が丸くなりやすい、といった説明を見たことがある方もいるでしょう。
ここで気をつけたいのは、骨盤が前傾・後傾すること自体を悪いものとして考えないことです。
骨盤は、立つ、座る、歩く、しゃがむといった日常のさまざまな動作に合わせて位置や傾きが変化します。
そのため「骨盤はこの角度でなければいけない」というものではありません。
また、同じ産後のママでも身体の使い方はそれぞれ違います。
抱っこをするときに腰を反らせるような姿勢になりやすい方もいれば、背中を丸めるような姿勢になりやすい方もいます。
大切なのは前傾しているか後傾しているかだけを見ることではなく、その姿勢をどのくらい続けているのか、普段どのような身体の使い方をしているのかまで含めて考えることです。
骨盤だけではなく身体全体を見ていくことが大切です
骨盤は身体の中心にあるため、姿勢を考えるうえで重要な部分です。
ただし、骨盤だけを切り離して身体を見ることはできません。
骨盤の上には腰椎があり、さらにその上には上半身があります。
そして骨盤の下では、股関節を介して脚へとつながっています。
そのため、姿勢や動作の中では、骨盤だけではなく腰や股関節、上半身なども互いに関係しています。
たとえば、赤ちゃんを抱っこして立っているときも、骨盤の傾きだけで姿勢が決まっているわけではありません。
赤ちゃんをどの高さで抱いているのか、身体からどのくらい離れているのか、上半身をどのように支えているのか、左右どちら側で抱くことが多いのかなどによっても身体の使い方は変わります。
同じ姿勢を長く続けたり、同じような動作を何度も繰り返したりすれば、腰まわりに負担を感じることもあります。
ですから、産後の腰痛を考えるときは「骨盤が傾いている」という一部分だけではなく、骨盤・腰・股関節・上半身がどのように動き、どのような姿勢で育児をしているのかという身体全体のつながりを見ることが大切です。
妊娠中から産後にかけて身体の使い方は変化します
産後の身体の使い方を考えるうえでは、妊娠中からの変化も無視できません。
妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて身体の重さのかかり方やバランスが変化します。
それに合わせて、立ち方や歩き方などが妊娠前とは変わることもあります。
そして、出産したからといって、それまで続いていた身体の使い方がすぐに妊娠前と同じになるとは限りません。
さらに産後は、そこへ育児動作が加わります。
赤ちゃんを抱っこしたり、授乳をしたり、おむつを替えたり、沐浴をしたりと、一日の中で前かがみになったり赤ちゃんを支えたりする場面が何度もあります。
特に抱っこは、毎日のように繰り返す動作です。
赤ちゃんを身体の前で支えると、赤ちゃんの重さに対してバランスを取るために、上半身を後ろへ傾けたり、腰を反らせるような姿勢になったりすることがあります。
その姿勢が一度あったから腰痛になるというわけではありません。
ただ、赤ちゃんが成長して体重が増えていく中で、同じような抱き方を長時間続けることが、腰まわりに負担を感じる一因になる場合はあります。
また、抱っこだけではなく、床から赤ちゃんを抱き上げるときやベビーベッドへ寝かせるときなど、腰を曲げたり伸ばしたりする動作も一日の中で何度も行います。
産後の腰痛について考えるのであれば、こうした毎日の育児の中でどのように身体を使っているのかにも目を向けてみることが大切です。
「骨盤を整えればすべて解決」とは限りません
産後について調べていると、「骨盤を整えれば腰痛もよくなる」といった情報を見かけることがあります。
しかし、ここまでお話ししてきたように、腰まわりへの負担には骨盤の傾き以外にもさまざまな要素が関係します。
普段の立ち姿勢や抱っこの仕方、股関節や上半身の動き、同じ姿勢を続けている時間なども、その一つです。
そのため、骨盤の傾きだけを見て、
「前傾しているから腰が痛い」
「後傾しているから腰が痛い」
と決めつけてしまうと、普段の身体の使い方など、ほかの要素を見落としてしまうことがあります。
また「骨盤が正しい位置に戻れば腰痛もなくなる」と考える必要もありません。
身体は日常生活の中で動いていますので、骨盤だけを一定の位置に保つことを目指すのではなく、身体全体がどのように動いているのかを見ることが大切です。
これは美翔接骨院で産後の身体について考える際にも大切にしている視点です。
骨盤だけに原因を求めるのではなく、腰や股関節、上半身とのつながりや、普段どのような育児動作を繰り返しているのかまで含めて考えることで、現在の身体の状態を整理しやすくなります。
まずは普段の「立ち方」と「抱っこ姿勢」を振り返ってみましょう
自分の姿勢は、意外と自分では分かりにくいものです。
特に抱っこ中は、赤ちゃんを安全に支えることが最優先になりますので、自分がどのような姿勢になっているかまで意識する余裕がないこともありますよね。
まずは普段の生活の中で、
「抱っこをするときに腰を大きく反らせていないかな?」
「いつも同じ側で抱っこしていないかな?」
「赤ちゃんを身体から離した位置で支えていないかな?」
「立っているときに同じ姿勢を長く続けていないかな?」
と、ご自身の身体の使い方を振り返ってみてください。
一つでも当てはまったからといって、それが腰痛の原因だと決めつける必要はありません。
大切なのは「骨盤が悪い」と考えることではなく、普段の生活の中で腰に負担を感じやすい姿勢や動作が続いていないかを知ることです。
自分の癖に気づくだけでも、抱っこの位置を少し変えたり、同じ姿勢を長く続けないようにしたりと、日常の身体の使い方を見直すきっかけになります。
まとめ
産後の腰痛にはさまざまな要素が関係するため、「骨盤が前傾しているから」「骨盤が後傾しているから」という一つの理由だけで説明することはできません。
骨盤は日常の動作に合わせて動くものであり、前傾や後傾そのものが悪いわけでもありません。
また、骨盤は腰や股関節、上半身とも関係しながら動いています。
さらに産後は、抱っこや授乳、おむつ替えなど、同じ姿勢や動作を繰り返す機会も増えます。
「産後だから骨盤がおかしくなっているのかな?」と必要以上に不安になるのではなく、まずは普段どのような姿勢で立っているのか、どのように赤ちゃんを抱っこしているのかを振り返ってみてください。
腰痛が強い場合や長く続いている場合、脚のしびれや力の入りにくさなどを伴う場合には、自己判断だけで済ませず、必要に応じて医療機関などで身体の状態を確認してもらうことも大切です。
骨盤だけを見るのではなく、身体全体のつながりと毎日の身体の使い方を一緒に考えていくことが、産後の身体を理解する一つのポイントになります。
あとがき
今朝の体重は57.8kgでした。

今回のダイエットを68.4kgからスタートしたので、振り返ってみると10kg以上体重が減ったことになります。。
もちろん、68.4kgから57.8kgまで毎日のように順調に減ってきたわけではありません。しばらく同じような数字が続いたこともありますし、前日より増えた日も何度もあります。
それでも、食事やトレーニングなど、自分で決めたことを続けてきた結果として、振り返れば10kg以上の変化になっていました。
まだ身体づくりは続けていきますが、たまには毎日の数字ではなく、スタートした頃と比べてみるのもいいですね。
私自身も引き続き、焦らず今やっていることを続けていこうと思います。
投稿者プロフィール

- 美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』






