沐浴中の腰痛を防ぐための浴槽の高さの工夫

こんにちは。郡山市の産後骨盤矯正の専門院、美翔接骨院の川上です。
赤ちゃんの沐浴は毎日の大切なスキンシップの時間ですが、浴槽の高さや姿勢によっては腰に負担がかかり、痛みを感じることもあります。特に産後のママは骨盤が不安定な状態なので、無理な姿勢が腰痛を引き起こす原因になりやすいです。

今回は沐浴中の腰痛を防ぐために「浴槽の高さ」に焦点を当てた工夫についてご紹介します。ちょっとした改善で、腰への負担を軽減できますので、ぜひ試してみてください!

腰痛の原因:沐浴中の姿勢とは?

沐浴中に腰痛を引き起こす主な原因は、以下のようなものがあります。

① 低い位置での作業
家庭用浴槽やベビーバスを床に直接置くと、深く腰を曲げた姿勢で作業することになります。この状態が腰に大きな負担をかける原因です。

② 長時間同じ姿勢をキープ
沐浴は赤ちゃんの安全を確保しながら行う必要があるため、前傾姿勢を長く続けることになり、腰が疲れやすくなります。

③ 不安定な姿勢
狭い場所や滑りやすい床での作業は、無理な体勢になりがちです。このような状態が腰痛を引き起こすきっかけになることもあります。

腰痛を防ぐための浴槽の高さの工夫

沐浴中の腰への負担を軽減するには、作業する高さを改善することが大切です。以下のポイントを参考にしてください。

① ベビーバスを高い位置に設置する
• 床に置かず、台や専用スタンドの上にベビーバスを設置しましょう。
• 台の高さは、自分の腰の高さに近い位置に合わせると、無理なく赤ちゃんを洗うことができます。

② 浴槽の縁を利用する
• ベビーバスを家庭用浴槽の縁に渡して置く方法もおすすめです。浴槽の高さが調整台の役割を果たし、腰を曲げずに作業ができます。

③ 高さ調整ができる専用スタンドを活用
• 市販されている沐浴専用のスタンド付きベビーバスを使うことで、簡単に高さ調整ができます。場所を取らない折りたたみ式の商品も多く便利です。

沐浴時の腰痛予防の工夫

高さの工夫に加えて、以下の点にも気をつけるとより腰痛を予防できます。

① 椅子やスツールを活用する
• 浴槽の高さが調整できない場合は、安定したスツールに座りながら作業することで、腰への負担を軽減できます。

② 作業前後にストレッチを行う
• 作業の前後に簡単なストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげられます。

③ 休憩を取り入れる
• 連続して同じ姿勢を保つのではなく、途中で一息つく時間を意識的に作りましょう。

沐浴中におすすめの簡単ストレッチ

沐浴の前後に取り入れたいストレッチを2つご紹介します。

① 背伸びストレッチ

  1. 背筋を伸ばして両手を上にあげ、思い切り背伸びをします。
  2. 腰周りがスッと伸びる感覚を意識しながら、10秒間キープ。

② 前屈ストレッチ

  1. 足を肩幅に開き、体をゆっくり前に倒します。
  2. 太ももの裏と腰を伸ばすイメージで、10秒間キープ。
  3. 沐浴以外の腰痛対策も大切

日常の中で腰痛を予防するためには、産後特有の骨盤のゆがみを整えることも重要です。沐浴だけでなく、おむつ替えや抱っこなど育児全般で腰に負担がかかる場面が多いので、無理なく体をケアしながら育児を楽しむ工夫をしていきましょう。

まとめ

沐浴中の腰痛を防ぐためには、浴槽の高さを調整することがポイントです。ベビーバスの設置場所を工夫するだけで、腰への負担を大幅に減らすことができます。また、作業の前後にストレッチを取り入れることで、さらに腰痛予防効果が高まります。

ちょっとした改善で育児の負担を軽減し、赤ちゃんとの大切な時間を快適に過ごしてくださいね。

美翔接骨院の産後骨盤矯正
産後骨盤矯正専門院

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投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』