子育て×家事で“常に前かがみ”…腰痛が起こる姿勢のワナ
こんにちは!
郡山市で産後骨盤矯正を専門に行っている、美翔接骨院の川上です。
朝起きてすぐに朝食の支度、洗濯、掃除、そして子どもの着替えや抱っこ。
1日が始まった瞬間から、ママたちの身体はフル稼働。気づけば「ずっと前かがみで動いてるかも…」という方も多いのではないでしょうか?
実はこの「前かがみ」姿勢が、腰にとっては非常に危険なワナなんです。
今回は、なぜ前かがみが腰痛の原因になるのか、そしてどんな対策を取るべきかをお伝えします。
常に前かがみ=「腰への負担がかかり続ける」状態
私たちの背骨は本来、S字カーブを描くことで重力を分散しています。
ところが、料理・洗濯・オムツ替え・お風呂・抱っこなどの動作は、ほぼすべてが“前かがみ”。
この前かがみ姿勢は、腰椎にかかる負担を大幅に増やしてしまいます。
とくに骨盤が前に傾き、腰椎のカーブが崩れると、腰の筋肉に負担が集中し、筋肉のこわばり・血行不良・神経の圧迫が起こりやすくなります。
その状態が続くことで、「気づいたら慢性的な腰痛に…」という悪循環に陥ってしまうのです。
骨盤のゆがみが悪化を加速させる
さらに産後の女性に多いのが、「骨盤の開きや傾きが元に戻っていない状態」。
本来、骨盤が安定していれば、上半身を支えるバランスが取れています。
しかし、骨盤が開いたままだと、支えが弱くなり、結果として背中や腰の筋肉で無理にバランスを取ろうとします。
つまり、骨盤のゆがみがある状態での“前かがみ生活”は、腰痛にとってはダブルパンチ。
それでも家事や育児は休めない――それが多くのママたちの現実です。
体を壊す前に。「負担のかけにくい動作」を
まず大切なのは、「腰に負担をかけにくい動き方」を知ること。
✔ オムツ替えや食器洗いのときは膝を曲げて股関節から前傾する
✔ 抱っこは腰ではなく脚と体幹で支える意識
✔ できるだけ低い位置での作業は避け、高さを調整する(踏み台やバスチェアなど)
また、長時間前かがみ姿勢になったあとは、こまめに反対方向に伸びるストレッチを行うことも重要です。
美翔接骨院でのサポート
当院では、産後の骨盤矯正はもちろん、育児や家事に耐えられる体の使い方もアドバイスしています。
「毎日しんどいけど、どうにもならない…」
そんな声を多く聞いてきました。ですが、骨盤が安定して姿勢が整ってくると、不思議と腰の重さや疲労感が軽くなってくるんです。
「痛くなってから」ではなく、「崩れそうな今」こそがケアのタイミング。
未来の自分のためにも、少し体に目を向けてみませんか?
まとめ:前かがみの姿勢は積み重なる
• 家事・育児は前かがみ姿勢の連続
• 骨盤のゆがみがあると、さらに腰に負担が集中
• 正しい動作と骨盤ケアで、腰痛は予防できる
「動けないほどの腰痛にならないために」
予防こそ、最高のセルフケアです。
関連記事はこちら
美翔接骨院の産後骨盤矯正

投稿者プロフィール

-
美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』
最新の投稿
お知らせ2025年8月10日お盆休みのお知らせ
腰痛・ぎっくり腰2025年8月8日産後2ヶ月経ってから腰痛がひどくなった…なぜ?
腰痛・ぎっくり腰2025年8月7日だっこ紐ユーザーが陥りがちな腰痛の原因とは?
腰痛・ぎっくり腰2025年8月6日子育て×家事で“常に前かがみ”…腰痛が起こる姿勢のワナ