腰痛が“普通”になっていませんか?
おはようございます。
今週も2日目の火曜日を迎えました。
今日も朝から気持ちよく晴れて、日中は気温が上がる予報が出ていますね。
洗濯物を回したり、お子様の準備をしたり、前中からバタバタと動かれているママさんも多いのではないでしょうか。
そんな忙しい毎日の中で、今日はひとつお聞きしたいことがあります。
「腰が痛いのが、もう普通になっていませんか?」
・立ち上がる時に腰がピキッとする
・朝起きた瞬間から腰が重い
・抱っこの後は腰がズーンとだるい
・長時間立っていると腰が抜けそうになる
でも、
「産後だから仕方ない」
「みんな我慢してる」
「育児中はこんなもの」
そう思って、痛みを“日常の一部”にしてしまっているママが本当に多いです。
ですが本来、痛みは“普通”ではありません。
身体が出している大切なSOSです。
今日はなぜ産後ママは腰痛を「当たり前」に感じてしまうのか、そしてその状態を放置すると身体の中で何が起きているのかを、日常の動作と結びつけながら詳しくお話ししていきます。
なぜ腰痛が「普通」になってしまうのか
本来、痛みというのは身体の警報装置です。
「これ以上負担をかけないで」
「今の使い方は危険ですよ」
というサインを脳へ送っています。
ですが産後ママの生活は、基本的に“休みなし”です。
夜中の授乳。
抱っこ。
オムツ替え。
寝不足。
家事。
上の子のお世話。
毎日、身体はかなりの負荷を受け続けています。
すると脳はずっと警報が鳴り続ける状態に耐えきれなくなります。
そこで起きるのが、「痛みに慣れる」という現象です。
これは根性ではありません。
脳の自己防衛です。
毎日ずっとアラームが鳴り続けると、人間はその音に慣れてしまいますよね。
身体も同じです。
本当は危険信号なのに、脳が「これは通常運転だ」と勘違いしてしまうのです。
ですが、痛みを感じにくくなったからといって、身体へのダメージが消えたわけではありません。
むしろ逆です。
“痛みに慣れた状態”というのは、気づかないまま損傷が進みやすいかなり危険な状態でもあります。
我慢を続けると、ある日突然“爆発”します
産後ママの腰痛は、ある日突然始まるというより、少しずつ蓄積しているケースがほとんどです。
毎日の抱っこ。
中腰姿勢。
片手抱っこ。
寝不足。
こうした小さな負担が積み重なり、腰まわりの筋肉や関節に微細なダメージが蓄積していきます。
ただ、脳がその痛みに慣れてしまっているため、「まだ動ける」と思えてしまう。
そして無理を続けた結果、
・朝、立てなくなる
・抱っこでギクッといく
・洗濯物を持った瞬間に動けなくなる
という形で、一気に表面化します。
これが産後ママに多い、“時間差ギックリ腰”です。
「特別なことしたから」が原因ではありません
ここで大事なのは、腰痛の原因は、何か大きな出来事ではないということです。
多くの場合、毎日の何気ないクセが積み重なっています。
例えば、キッチンで立っている時。
無意識に片側のお尻へ体重を乗せて、斜めに立っていませんか?
あるいは、お子様を抱き上げる時、いつも同じ足を前に出して踏ん張っていませんか?
バッグもいつも同じ肩。
抱っこもいつも同じ側。
こうした「いつも同じ」が、身体のバランスを少しずつ崩していきます。
キッチンでの“片側立ち”が腰を壊していく
特に多いのが、キッチンでの片側重心です。
料理中や洗い物中、片側の骨盤へ体重を預けて立つ姿勢。
一見ラクに感じますよね。
ですが実はこの姿勢、かなり腰へ負担がかかっています。
本来、身体を支える時には、お尻の横にある「中臀筋(ちゅうでんきん)」という筋肉が働きます。
この筋肉は、
歩く
立つ
片足で支える
といった時に、骨盤を安定させる重要な役割をしています。
ですが片側へ体重を預け続けると、この筋肉がサボり始めます。
すると身体は、筋肉ではなく“関節”で体重を支えようとします。
結果として、腰や骨盤まわりへ直接ストレスがかかる状態になっていきます。
最初は違和感程度でも毎日これを繰り返していると、
・腰の重だるさ
・片側だけの張り
・立ち上がりの痛み
へ繋がっていきます。
「いつも同じ側」が身体を固定していく
さらに厄介なのが、身体は“使った形”で固まっていくということです。
例えば、毎回右側で抱っこするクセがあると、右側の腰や背中ばかり緊張します。
逆側は引き伸ばされ続けます。
これが毎日続くことで、身体は左右非対称の状態を「通常モード」と認識してしまいます。
つまり、“偏った状態が普通になる”という状態です。
そしてこの状態で生活を続けると、どんどん腰へ負担が集中し、慢性的な痛みへ繋がっていきます。
まずは「痛い」を認めることが大切です
産後ママは本当に頑張り屋さんです。
だからこそ、「まだ大丈夫」と言いがちです。
ですが、“まだ動ける”と“壊れていない”は別問題です。
まず大切なのは、「私は今、かなり頑張ってるんだな」と認めてあげること。
身体のSOSを無視し続けないことです。
今日からできる簡単チェック
まずは、立っている時の体重の乗り方を意識してみてください。
・片足へ逃げていないか
・片側のお尻へ寄りかかっていないか
・腰を反らせていないか
これだけでも身体への負担は変わります。
そして、抱っこや家事の時も、「いつも同じ側」を少しだけでもいいので減らす。
利き手や利き足もあるので、完全に左右対称にするのは無理ですし、そもそも完全に左右対称である必要はありません。
少しだけ負担を逃がしてあげるだけです。
こうした小さな積み重ねが、未来の腰を守ってくれます。
身体は“普通”を覚えてしまいます
長期間負担が続くと、脳はその姿勢や筋肉の緊張を「これが普通」だと記憶してしまいます。
そのため、自分では真っ直ぐ立っているつもりでも、実際にはかなり偏った使い方になっていることも珍しくありません。
こういう時は、一度客観的に身体の状態を確認してみることも大切です。
自分では気づけないクセが見えてくることもあります。
まとめ
産後の腰痛は「ママだから仕方ない」で終わらせていいものではありません。
毎日の抱っこ。
家事。
寝不足。
その積み重ねで、身体は想像以上に頑張っています。
だからこそ、痛みを“普通”にしないこと。
まずはそこが大切です。
・片側へ寄りかかるクセ
・いつも同じ側で抱っこするクセ
・腰を反らせて支えるクセ
こうした小さな積み重ねを見直すだけでも、身体は少しずつ変わっていきます。
毎日頑張る身体だからこそ、少しだけでも労わる時間を作ってあげてくださいね。
あとがき
私自身のリセットダイエットですが、今朝の体重は66.8kgでした。
昨日から-0.2kg、スタートから-1.6kgです。
昨日も書きましたが、先週は3日間くらい体重がほとんど動かない期間が続いていました。
こういう時、多くの人は不安になります。
・食事をさらに減らす
・急に運動を増やす
・糖質を極端にカットする
いわゆる「新しいカード」を切り始めます。
ですが実際には、身体が変化する直前ほど、一時的に“止まって見える期間”があることは珍しくありません。
身体は急激な変化を嫌います。
体重が落ち始めると、脳は「危険かもしれない」と判断し、一度代謝を抑えて様子を見る期間に入ります。
これが停滞の正体です。
だからこそ、ここで焦って削りすぎると、逆に身体はさらに防御モードへ入り、代謝を落としてしまいます。
今回はそこを理解した上で、
- 食事を崩さない
- 睡眠を削らない
- 焦って運動を増やしすぎない
この“現状維持”を徹底しました。
すると、防御反応が解除されたタイミングで、再びスッと落ち始めました。
身体は、追い込み続けた時より、「安心して燃やせる状態」を作った時の方が、綺麗に変化していきます。
これは腰痛や身体のケアも同じです。
焦って色々試しすぎるより、
- 正しい立ち方
- 正しい身体の使い方
- 日常の小さな積み重ね
を続けることで、ある日ふと「あれ?最近ラクかも」という変化が出てきます。
身体は正しく続ければちゃんと応えてくれます。
関連記事はこちら
▶ 無意識の抱っこ姿勢が、産後の腰痛を長引かせているかもしれません
▶ 「朝、布団から起き上がる瞬間が一番ツラい…」産後ママを悩ませる寝起き腰痛の正体
📲 ご予約・ご相談はこちら
✅LINEから24時間いつでも予約OK
✅営業日や空き状況も確認できます
✅産後ママや子連れの方も安心の環境です
👉LINE予約、ご相談はこちらから

投稿者プロフィール

- 美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』
最新の投稿
腰痛・ぎっくり腰2026年7月21日連休明けに腰痛がつらい産後ママへ|連休中の頑張りが腰に出ていませんか?
産後骨盤ケア2026年7月20日連休中に食生活が乱れた産後ママへ|焦らず戻すための3つのポイント
産後骨盤ケア2026年7月19日体重は戻ったのに…産後の『ぽっこりお腹』が凹まない理由と姿勢の深い関係
産後骨盤ケア2026年7月18日1人目は痩せたのに…2人目の産後に体重が戻らないママへ






