添い寝で腰痛になるママへ。寝かしつけ姿勢の注意点とは?

こんにちは!
郡山市の産後骨盤矯正専門院、美翔接骨院の川上です。

「添い寝してたら腰が痛くなってきた…」
「毎晩、寝かしつけのあと腰がバキバキ…」

そんなお悩み、実はよく聞きます。特に産後のママたちは、骨盤の不安定さや筋力の低下が残る中での“添い寝姿勢”が、腰への負担を倍増させているケースが少なくありません。

このブログでは、添い寝が腰痛を引き起こす原因と、その予防・改善のための具体的な対策をお伝えします。

なぜ添い寝で腰が痛くなるの?

① 長時間、同じ姿勢を続けるから

寝かしつけでは、「なるべく動かない」「静かに横にいる」ことが求められます。
しかしこの「動かない」状態が問題。
特に横向きでひねった姿勢や、片腕を伸ばした状態で固まると、腰の筋肉が一方向に引っ張られたまま緊張し続けてしまうのです。

② 骨盤が不安定なまま体を支えているから

産後の骨盤は、ホルモンの影響や出産時の負荷により、関節がゆるみやすい状態になっています。
その状態で、床やベッドに無理な姿勢で横になると、腰まわりの筋肉が骨盤を支えようと頑張りすぎて、痛みやハリを引き起こします。

③ 寝具や姿勢が“反り腰”を助長することも

床で寝ている、硬いマットレスを使っている、抱っこしながら寝かしつけてそのまま寝る……
このような環境では、腰が浮いてしまったり、反り腰の状態で固まってしまったりします。
夜間に腰痛が出たり、朝起きた時に痛みを感じたりする原因になります。

寝かしつけ時の“負担が少ない姿勢”とは?

▶ 横向きのときは、膝の間にクッションを

横向きで寝る場合、上の脚が前に倒れると骨盤がねじれやすくなり、腰に負担がかかります。
対策としては、膝の間にクッションやバスタオルを挟むこと。これだけで骨盤のねじれを防げます。

▶ 仰向けで寝るときは膝の下にタオルを

仰向けでは、腰と床の隙間が空いて反り腰になることが多いです。
膝の下に丸めたバスタオルを入れることで、骨盤が自然な角度になり、腰への負担を軽減できます。

▶ 抱っこしたまま寝ない・腕枕しすぎない

腕枕や抱っこ寝は、肩・腰・手首にまで負担をかける複合姿勢です。
もし行う場合は、寝落ちしたあとにそっと整え直すなど、長時間その姿勢をキープしないことが大切です。

日常生活のケアも忘れずに

添い寝の影響は、日中にも残ります。
腰のハリ・姿勢の歪み・筋肉のアンバランス…。
それらを少しずつ改善するには、
• 骨盤まわりのストレッチ
• お尻・腹筋まわりの軽いトレーニング
• 専門家による骨盤と姿勢のチェック

この3つが非常に効果的です。

まとめ:添い寝は「じっとしている」からこそ腰にくる

実は「重いものを持った」よりも、「動かず固まっていた」の方が腰にダメージを与えることもあります。
添い寝は毎日のことだからこそ、負担が蓄積しやすい。
でも、ちょっとしたクッションやタオルの工夫、姿勢への意識だけでも変わってきます。

それでも辛さが続くようなら、骨盤のズレや姿勢のクセが根本原因かもしれません。

「がんばりすぎてるママほど、体の声を後回しにしがち」
だからこそ、あなたの腰に今こそ目を向けてください。

関連記事はこちら

▶ 産後ママの腰痛は“骨盤矯正”で変わる?その仕組みを解説
実は多い“授乳中の腰痛”の正体とは?

美翔接骨院の産後骨盤矯正
産後骨盤矯正専門院

投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』