歩きながらのだっこで腰痛に!あなたの腰は無事ですか?
こんにちは!
郡山市の産後骨盤矯正専門院、美翔接骨院の院長の川上です。
赤ちゃんと外を歩く時間は、親子にとって大切なスキンシップ。けれど「歩きながらのだっこ」は、静止して抱くよりも腰にかかる負担が数段大きくなります。なぜなら、歩行では一歩ごとに重心が上下・左右へ揺れ、抱えた体重(数キロ)に“加速度”が乗るから。しかも産後は骨盤まわりの靭帯がゆるみやすく、体幹筋が十分に働きにくい時期。小さな姿勢の崩れが、腰椎や仙腸関節へじわじわ蓄積していきます。
歩きだっこで腰がつらくなる“3要因”
1.赤ちゃんの位置が低い
お尻が骨盤より下がると、てこの原理で腰椎前弯が強まり、反り腰に。腰の関節圧が上がります。
2.腰ベルトがウエスト位置
本来は“骨盤(腸骨)”で荷重を受けるべきところが、腹部にかかって前ずれ。結果、肩と腰で無理やり支える形に。
3.歩幅が大きく、片足立ちが長い
ストライドを大きくすると骨盤の横揺れが増え、腰の回旋ストレスが上昇。信号待ちや坂道で特に顕著です。
だっこ紐フィッティングの正解
• 高さは“キスできる位置”:胸の前で自然に頭へキスできる高さが目安。
• 腰ベルトは骨盤で固定:ベルト上端が腸骨の出っ張りに触れる位置。ウエストではなく“骨盤”。
• 脚はM字・体幹密着:赤ちゃんの膝がお尻より上。隙間ができると前ズレ→反り腰を誘発。
• 肩ストラップは“指2本の余裕”:締めすぎも緩すぎもNG。左右の高さは必ず揃える。
歩き方・立ち方のコツ(すぐできる)
• 歩幅は小さく、歩数は多く:カカトから強く踏み込まず、静かな足音で。
• 骨盤は“軽く前へ転がす”意識:お腹をやさしく引き込み、肋骨を締める。反り・猫背の極端を避ける。
• 片足立ちを短く:信号待ちは両足をやや開き、つま先を正面に。片足重心の長時間は避ける。
• 10分に一度“リセット”:止まって背伸び、肩回し、骨盤ゆらし(左右各10回)。わずか30秒で違う。
産後ママが気をつけたいポイント
• 腹直筋離開・骨盤底:お腹を強く突き出す抱っこは禁物。咳・くしゃみ時は息を吐きながら骨盤底を軽く締める。
• 靴選び:底が硬すぎず、踵が安定するスニーカーが基本。厚底サンダルは不安定。
• 階段・坂道:上りは“短い歩幅+手すり”、下りは“膝を柔らかく”。抱えたままの小走りは厳禁。
家でも外でもできる“30秒メンテ”
- 殿筋ストレッチ:椅子に座り、片足を反対の膝に乗せて前へ軽く倒す(各30秒)。
- 腸腰筋ゆるめ:片膝立ちで前に体重、後脚の付け根を伸ばす(各30秒)。
- 呼吸リセット:鼻吸気3秒→口呼気6秒を5呼吸。腹圧が整い、体幹が働きやすく。
「危険サイン」は迷わず休む
• 腰から脚へ電気が走る、しびれが持続
• 前屈・反る動きで息が止まるほど痛い
• 微熱やだるさを伴う腰痛(感染・内科系の可能性も)
これらは無理をやめ、専門家に相談を。
美翔接骨院のサポート
歩きだっこで生じた反り腰・骨盤の傾き・左右差を評価し、産後でも安心のソフト矯正と、腹横筋・骨盤底筋の“使い直し”トレーニングで土台から再構築します。だっこ紐の高さ・ベルト位置・肩紐調整も院内で一緒に最適化。外で実践できる“歩行フォームのコツ”まで落とし込み、再発しにくい体へ導きます。
「歩くたびに腰が気になる」を「抱っこしても軽い」へ。一度ご相談ください。
お盆明けからの施術をご希望の方へ
現在、8月10日(土)〜8月15日(金)までお盆休みのため休診しております。休み明けのご予約はすでに埋まり始めていますので、お早めのWEB予約がオススメです。郡山市で産後の骨盤矯正、腰痛ケアをお考えの方は、美翔接骨院の下記リンクのLINEからご予約ください。

美翔接骨院の産後骨盤矯正

投稿者プロフィール

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美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』
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