腰痛と運動不足の関係とは?

こんにちは。
郡山市の骨盤矯正専門・美翔接骨院の川上です。

「ずっと座っていたら腰が痛くなった」
「運動していないけど、なぜか腰がつらい」
このように、腰痛と運動不足の関係を実感している方は非常に多いのではないでしょうか?

実は運動不足は、筋力低下だけでなく、姿勢の乱れや血流の滞りを引き起こし、腰痛を悪化させる要因になります。
しかもやっかいなことに、「動いていないから傷める」という感覚が薄いため、対策が遅れがちになるのです。

今回は、腰痛と運動不足の関係性、放置することで起こるリスク、そして今からできる改善方法をお伝えします。

なぜ運動不足で腰が痛くなるのか?

① 筋力が落ちることで腰を支えられなくなる

腰は背骨と骨盤の間にあり、体の重さを受け止めながら常に姿勢を支えている部分です。
ところが運動不足になると、
• 腹筋や背筋などの“姿勢筋”が衰える
• 骨盤を安定させるインナーマッスルが機能しない
これにより、腰だけで全身を支えようとする状態に。

結果、腰に集中的に負担がかかり、痛みが出やすくなります。

② 血流が悪くなり、筋肉が固まる

人は動かない時間が長くなると、筋肉がポンプのように働かず、血液やリンパの流れが滞ります。
すると、
• 筋肉に酸素や栄養が届きにくくなる
• 老廃物が排出されずコリや張りが生まれる
• 代謝が低下し、疲労が蓄積しやすくなる

こうして腰回りの筋肉が常に硬い・重だるい・痛いという状態になっていきます。

③ 長時間の同じ姿勢が負担を集中させる

在宅ワークやスマホ時間が増える現代では、
「同じ姿勢のまま何時間も過ごす」ことが珍しくありません。

とくに腰への悪影響が大きいのが、
• 猫背で前かがみになる
• 骨盤が後ろに倒れた状態で座る
この姿勢では、腰椎や骨盤周辺の筋肉が静かに引っ張られ続けるため、動いていなくても疲労が溜まります。

腰痛と運動不足の“悪循環”

腰痛があると「動かすのが怖い」となり、さらに動かなくなる。
動かないことで血流も悪くなり、筋力も落ち、ますます痛みが出やすくなる――

これがまさに腰痛と運動不足の悪循環です。

このループに陥ると、
• 慢性的な腰痛
• 姿勢の崩れ
• 体幹バランスの乱れ
を引き起こし、生活の質そのものが低下していきます。

今からできる対策は?

● 深呼吸+骨盤まわしの軽運動

筋トレのような激しい運動でなくても、呼吸を意識した骨盤の動きだけでも効果があります。
血流が促進され、体幹が自然と活性化します。

● 座り姿勢の見直し

長時間座る場合は、
・骨盤を立てる
・背もたれに寄りかかりすぎない
・1時間に1回は立ち上がる
これだけで腰への負担は大きく変わります。

● 専門的なケアで全身バランスを整える

慢性化している場合、骨盤の傾きや筋肉のアンバランスを評価し、正しい動きを取り戻すケアが必要です。
当院では、姿勢分析と骨盤調整を組み合わせて、腰の不調の根本にアプローチしています。

「運動していないのに、なぜか腰が痛い」
その理由は、体の中で静かに進む“変化”にあるのかもしれません。

今から少しずつ体を整え、
腰が楽になる日常を取り戻していきましょう。

産後の腰痛の方はこちら

産後の腰痛に効く整体施術とセルフケアのポイント
▶ 産後に腰痛が悪化する人と改善する人の違いは?

美翔接骨院の産後骨盤矯正
産後骨盤矯正専門院

投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』