子どもが重くなってきた頃の腰痛。

こんにちは。
郡山市の美翔接骨院の院長、川上です。

昨夜、福島県内では夜9時前に地震警報がありましたね。

突然の警報音に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

震度3とはいえ、夜間の警報は一気に緊張が走ります。

大きな地震ではなく、本当に良かったです。

そんな少し落ち着かない夜を過ごしながら、
今日も朝から育児に追われているママさんも多いと思います。

ゴールデンウィークも終わり、少しずつ日常のリズムが戻ってきた今、

「最近、抱っこがかなりキツい」
「立ち上がる時に腰がピキッとする」
「子どもを抱えた瞬間、腰に響く」

そんな感覚はありませんか?

生まれたばかりの頃は、あんなに軽かった我が子も、
気づけばずっしりとした重みになっていきます。

成長は嬉しい。

でもその一方でママの身体には
毎日確実に疲労が積み重なっています。

今日は「子どもが重くなってきた頃の腰痛」について、
身体の仕組みから解説していきます。

「重くなったから腰が痛い」は半分正解です

まず「単純に重くなったから腰が痛い」

これはもちろんあります。

例えば10kg。

数字だけ見るとそこまで重く感じないかもしれません。

ですが10kgのお米の袋を想像してみてください。

それを毎日、

・抱えながら歩く
・立ったり座ったりする
・階段を上る
・片手で支える
・前かがみになる

かなり大変ですよね。

しかも育児の場合は、“動く10kg”です。

じっとしてくれません。

突然反る。
急に体重を預けてくる。
寝たと思ったら暴れる。

つまり身体は常にバランス修正を強いられています。

だから子どもが成長してくる時期の抱っこは、
想像以上に腰へ負担がかかります。

産後ママに多い「反り腰抱っこ」

ここからがかなり重要です。

抱っこが増えてくると、多くのママさんが無意識にやってしまうのが、
“反り腰抱っこ”です。

これはお腹を前に突き出して、
骨盤を前へ傾ける姿勢です。

実際やってみると分かりますが、
この姿勢、一瞬かなり楽に感じます。

なぜか。

それは骨盤に子どもを“乗せて”支えられるからです。

つまり筋肉で支えるというより、
骨格に引っ掛けてサボれる状態。

身体は本能的に「できるだけ楽をしたい」ので、
自然とこの姿勢を選びます。

ですが、この反り腰抱っこ、長期的にはかなり危険です。

本来働くべき「インナーマッスル」が働かなくなる

人間の腰は、本来、

・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
・横隔膜

といったインナーマッスルによって支えられています。

特に産後は、このインナー機能がかなり低下しやすいです。

妊娠中にお腹が大きくなることで、
腹筋群は引き伸ばされます。

さらに出産によって、腹圧(お腹の内圧)を
うまく使えなくなる方も多いです。

つまり、本来なら内側から支えるはずの機能が弱っている状態です。

すると身体は代わりに、外側の大きな筋肉で無理やり支え始めます。

腰の筋肉が「酸欠状態」になる

ここで頑張り始めるのが、

・脊柱起立筋
・腰背筋
・広背筋

などの大きな筋肉です。

これらは本来、強い力を発揮できる筋肉ですが、
持久力があまりない筋肉です。

ですが産後の抱っこではずっと働かされ続ける状態になります。

持久力のあまりない筋肉が常に緊張し続けると血流も悪くなります。

つまり、筋肉が酸欠状態になるんです。

これが、

・腰の重だるさ
・ピキッとした痛み
・朝の起きづらさ
・慢性的な張り感

に繋がっていきます。

育児は「休みなしのウエイトトレーニング」に近いです

ここもかなり大切な視点です。

育児の抱っこ動作は、身体の使い方としてはかなりハードです。

例えばトレーニングで言えば、

・フロントスクワット
・ファーマーズキャリー
・重量保持歩行

に近いです。

しかも普通のトレーニングと違い、休憩がありません。

フォームを確認する余裕もありません。

疲労が溜まっても続きます。

さらに育児では、

・寝不足
・栄養不足
・回復不足

も重なります。

つまり身体にとっては、かなり過酷な条件なんです。

フォームが崩れたまま重量を扱う怖さ

トレーニングでも、フォームが崩れた状態で重りを扱うと危険です。

例えば背中が丸まったまま重量を持てば腰に負担が集中します。

これは育児でも同じです。

・片側抱っこ
・反り腰
・ねじれ姿勢
・中腰

こういった状態が続くと、腰椎や骨盤周囲に不均等な圧力がかかります。

すると、

・ギックリ腰
・坐骨神経痛
・慢性腰痛

へ進行していくリスクも高まります。

「みんな通る道だから」が危険なこともあります

産後ママさんは本当に我慢強いです。

「育児なんだから仕方ない」
「みんな頑張ってるし」
「まだ動けるから大丈夫」

そうやって無理を続けてしまう方も多い。

ですが、我慢している間にも身体は少しずつ崩れていきます。

特に怖いのが、“歪みが固定されること”です。

身体は使い方を学習します。

つまり、悪い姿勢を続けるほど、
その状態が「普通」になってしまう。

すると、

・腰痛
・体型崩れ
・ぽっこりお腹
・股関節の硬さ
・疲れやすさ

にも繋がっていきます。

今日からできる対策

① 股関節を動かす

腰痛改善でかなり大切なのが股関節です。

股関節が硬いと、腰が代わりに動かされます。

逆に股関節が動けば、腰への負担を逃がせます。

おすすめなのは、大きく無理に伸ばすことではなく、

まずは“動かす”こと。

・軽く脚を開く
・お尻を揺らす
・座って股関節を回す

これだけでも違います。

② 「お腹を前に出さない」

抱っこ時、少しだけ“おへそを引き込む意識”を持ってみてください。

反り腰になると楽に感じますが、その分、腰への負担は増えます。

軽くお腹に力を入れ、肋骨と骨盤を近づけるイメージです。

これだけでも腰の安定感は変わります。

③ 客観的に身体を見る

自分の身体の癖は、意外と自分では気づきません。

・反り腰
・片側重心
・骨盤の傾き
・肩の高さ

こういったものも、毎日使っていると感覚が麻痺してきます。

だからこそ、定期的に身体を客観的に見ることはかなり大切です。

最近では「痛くなる前に整える」という考え方も広がっています。

もし不調が長引く場合は、
お近くの身体の専門家に相談してみるのも一つの方法です。

まとめ

子どもが重くなってきた頃の腰痛は、
ママが毎日全力で育児をしてきた証拠です。

だからこそ、

「我慢して当然」

ではありません。

・反り腰
・股関節の硬さ
・インナー機能低下
・疲労蓄積

こういったものが重なることで、
腰への負担はどんどん増えていきます。

ですが身体は、正しく整えることで変わっていきます。

まずは、

・股関節を少し動かす
・反り腰を意識する
・深呼吸する
・頑張りすぎない

このあたりから始めてみてください。

笑顔で育児を続けるためにも、
まずはママ自身の身体を少し労わってあげてくださいね。

あとがき

リセットダイエット経過です。

今朝の体重は67.4kgで安定しています。

リセットダイエット

大きく増減することなく、淡々と整えている段階です。

身体を絞る時も腰痛を改善していく時も、
大切なのは「今の身体がどうなっているか」を
正しく把握することだと思っています。

最近「子どもの抱っこが本当に腰に響く…」
そんな感覚がある方は、まずは一人で抱え込みすぎず、
ご自身の身体にも少し目を向けてみてくださいね。


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投稿者プロフィール

川上真治
川上真治
美翔接骨院 院長

国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』