長時間の抱っこ紐で腰痛に?連休のお出かけで腰がつらい産後ママへ
こんにちは。
郡山市の美翔接骨院、院長の川上です。
連休中は、家族でどこかへお出かけしましたか?
普段のお休みより少し遠くまで出かけたり、ショッピングモールやイベント、公園などで長い時間過ごしたりした方もいると思います。
赤ちゃんと一緒のお出かけは楽しい反面、帰る頃になって、
「なんだか腰が重いな」
「抱っこ紐を外したら腰がつらかった」
と感じることもありますよね。
出かけている最中はそれほど気にならなかったのに、家に帰ってから腰の張りを感じたり、翌朝になって身体を起こしたときにつらさを感じたりする方もいると思います。
そんなときに、 「抱っこ紐が合っていないのかな?」 「抱っこしていたせいで腰が悪くなったのかな?」 と考える方もいるかもしれません。
ただ、普段使っている抱っこ紐でも、使う時間や赤ちゃんの成長、お出かけ中の荷物などが変われば、身体にかかる負担も変わります。
今回は「抱っこ紐そのもの」だけを見るのではなく、連休中のお出かけを振り返りながら、普段とは何が違っていたのかを一緒に見ていきましょう。

「いつもと同じ抱っこ紐」なのに、なぜ腰痛?
普段から抱っこ紐を使っていて、「いつもは大丈夫なのに、今回は腰がつらかった」ということもあると思います。抱っこ紐が同じなら、身体にかかる負担も同じように感じますよね。
しかし、普段の買い物で30分ほど使う場合と、お出かけ先で1時間、2時間と使い続ける場合では条件が変わります。
歩いている時間だけではありません。赤ちゃんを抱っこしたままお店を見たり、列に並んだり、家族を待ったりしている時間もあります。
抱っこ紐をつけている間は、ママの身体が赤ちゃんの重さをずっと支えています。短い時間であれば気にならなくても、長く続くことで腰や背中に重さや張りを感じる場合があります。
赤ちゃんの成長も忘れないようにしましょう
もう一つ確認してほしいのが、赤ちゃんの成長です。
毎日一緒にいると気づきにくいですが、赤ちゃんは少しずつ大きくなっています。春や夏のお出かけでは問題なかったからといって、今も身体にかかる負担がまったく同じとは限りません。
抱っこ紐は同じでも、その中で支えている赤ちゃんの体重は増えています。
さらに、長時間のお出かけではマザーズバッグや買い物した荷物を持つこともあります。赤ちゃんを抱っこしながら肩にはバッグ、片手には買い物袋という場面もありますよね。
今回のお出かけで腰がつらかった方は、抱っこ紐だけではなく、「どのくらいの時間抱っこしていたか」「何を一緒に持っていたか」まで振り返ってみてください。

お出かけ中は「歩いている時間」だけが負担になるわけではありません
長時間のお出かけというと、「たくさん歩いたから疲れた」と考えやすいと思います。もちろん歩く時間が長かったことも一つの要素ですが、お出かけ中の動きを細かく見てみると、それだけではありません。
- 抱っこ紐で歩く
- お店に入ったら商品を見るために立ち止まる
- レジや飲食店で順番を待つ
- 階段や坂道を歩く
- マザーズバッグや買い物の荷物を持つ
つまり、赤ちゃんを抱えた状態で「歩くこと」と「立ったまま支え続けること」を何度も繰り返しているのです。
特に立ち止まっている時間は、「休んでいるように見えて、実際には赤ちゃんを支え続けている」という状態になっています。
疲れてくると身体の使い方も少しずつ変わります
お出かけを始めたばかりの頃は気にならなくても、時間が経つにつれて身体は疲れてきます。すると、赤ちゃんの重さを支えやすい姿勢を無意識に探すようになります。
- 上半身が少し後ろへ傾く
- 腰を反らせるような姿勢になる
- 片側の脚へ体重をかけて立つ
こうした姿勢そのものが悪いというわけではありません。人の身体は、状況に合わせて姿勢を変えながらバランスを取っています。
ただ、赤ちゃんを抱えた状態で同じような姿勢が長く続けば、腰まわりの筋肉に負担を感じやすくなります。
「反り腰になったから腰痛になった」と単純に考えるのではなく、「お出かけの後半は、どんな立ち方をしていたかな?」と振り返ってみるといいと思います。

抱っこ紐も赤ちゃんの成長に合わせて確認してみましょう
赤ちゃんが成長しているのであれば、抱っこ紐の状態も一度確認してみてください。購入したときに調整したまま、長い間同じ設定で使っている方もいると思います。
赤ちゃんの成長に伴って、ベルトやストラップの調整が必要になる製品もあります。抱っこしているときに赤ちゃんが身体から大きく離れていないか、ストラップが緩くなっていないかなども確認してみましょう。
⚠️ 抱っこ紐の調整についての注意点
ここで注意してほしいのが、抱っこ紐によって適切な装着方法が異なることです。
「赤ちゃんは必ずこの高さ」「ベルトはこの位置」といった、すべての抱っこ紐に共通する一つの正解があるわけではありません。メーカーや製品によって対象月齢、装着方法、ベルトの位置、調整方法などが異なります。
自己流で位置を変えるのではなく、使用している抱っこ紐の取扱説明書やメーカーの公式案内を改めて確認してみてください。以前は問題なく使えていた方も、赤ちゃんが成長した現在の状態に合わせて見直してみることが大切です。
お出かけ中、赤ちゃんの重さを身体から外す時間はありましたか?
長時間のお出かけでは、途中でベンチや休憩スペースに座ることもあると思います。もちろん、立ち続けている状態から座るだけでも身体の使い方は変わります。
ただ、抱っこ紐をつけたまま赤ちゃんを抱えていれば、座っていても赤ちゃんの重さそのものがなくなるわけではありません。
そこで、家族と一緒に出かけているときは、「少し抱っこを代わってもらおう」と交代する方法もあります。ベビーカーを使用できる場所であれば、安全を確認したうえで赤ちゃんをベビーカーへ移す方法もあります。
大切なのは、休憩中に無理に何かをストレッチしたりすることではありません。長時間のお出かけになったときに、ママが赤ちゃんの荷重を完全にオフにできる(支えなくてもいい)時間を途中につくれていたかを振り返ってみてください。
「自分が抱っこしていたほうが早いから」と、そのまま何時間も抱え続けてしまう方も多いと思います。家族でのお出かけなら、休憩するときだけでも抱っこを交代してみてくださいね。

まとめ
連休のお出かけ後に腰がつらくなると、「抱っこ紐が合わなくなったのかな」「腰が悪くなってしまったのかな」と心配になることもあると思います。
ただ、今回のお出かけと普段の生活を比べてみると、違っていたことがいくつもあるはずです。
- 普段より長い時間抱っこしていた
- 赤ちゃんも以前より成長して重くなっている
- マザーズバッグや荷物を持って歩いていた
- 休憩中も抱っこ紐をつけたままだった
このような条件が重なることで、腰まわりにいつも以上の負担を感じることは自然なことです。
そのため、「抱っこ紐が悪い」「自分の姿勢が悪かった」と一つだけに原因を決めるのではなく、どれくらい抱っこしていたか、荷物は多くなかったか、途中で抱っこを交代できていたかなど、お出かけ全体を振り返ってみてください。
次のお出かけでは、赤ちゃんの成長に合わせて抱っこ紐を確認しておいたり、途中で家族と抱っこを交代したりするだけでも、身体の負担を減らす工夫につながります。
せっかくの家族でのお出かけです。ママだけがずっと頑張って抱っこし続けるのではなく、家族にも頼りながら楽しんでくださいね。
なお、腰の強い痛みが続いている場合や、脚にしびれがある、脚に力が入りにくいなどの症状がある場合は、我慢を続けず医療機関へ相談しましょう。
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投稿者プロフィール

- 美翔接骨院 院長
国家資格『柔道整復師』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングプラクティショナー』
キネシオテーピング協会認定『キネシオテーピングトレーナー』
日本ストレッチング協会認定『ストレッチングトレーナー』
日本コアコンディショニング協会認定『ひめトレインストラクター』
内面美容医学財団公認『ファスティングカウンセラー』
内面美容医学財団公認『プロフェッショナルインストラクター』
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